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  実は先ほど話した私たち臨床工学科の取り組みと重複しているのですが、看護学科でもARを使った吸引コンテンツの開発を考えています。看護学科では、それを実際に教材として使いたいと考えていて、最終的に実装してデータを取ることを目標にしています。それがうまくできれば、もっと看護技術のバリエーションを増やしていこうと考えているそうです。臨床工学科にしても看護学科にしても、なぜ痰の吸引操作に関するARコンテンツの開発に取り組むのかと言えば、今後、在宅医療が発展し、患者さんが病院から自宅へ戻る流れになると考えられていて、吸引操作は医療従事者全員ができなければならないうえ、介護士や介護を担うご家族にも求められることになるからです。例えば、患者さんの喉に痰が詰まったとき、吸引してくれる看護師が到着するまで待って、患者さんが亡くなってしまったら大変ですよね。とはいえこの痰の吸引は、なかなか難しいものです。鼻腔吸引、口腔吸引、気管吸引と種類がありますし、吸引操作の時間がかかり過ぎると患者さんが低酸素になる恐れもあります。看護学科では、この吸引を基本中の基本テクニックとして、必ず抑えておきたいということで、今回、ARコンテンツを制作することになりました。  また、リハビリテーション学科作業療法専攻に関しては、自助具や福祉機器の取り扱い操作用のARコンテンツを開発しようと考えているそうです。とはいえ、作業療法士がARでトレーニングするのではなく、患者さんにスマートグラスをかけてもらい、そこに次にするべき作業や手順を表示することで、それに従って自分で作業ができるようにしたいと考えているそうです。 ■今回の研究プロジェクトに、学生はどのように関わるのでしょうか?  第一期のときも、学生は被験者としてだけでなく、ダイヤルの位置や重さについて提案してもらうなど、VRのコンテンツの開発や改善に関わってもらっていました。第二期となる今回は、企画から入ってもらい、コンテンツ制作にも密接に関わってもらっています。学生の中にはプログラミングが得意な人もいて、簡単なプログラムを打ってもらったり、看護学科やリハビリテーション学科作業療法学専攻の先生方のコンテンツ開発にも関わってもらったりしています。今はまだ臨床工学科の学生のみが参加していますが、今後は看護学科や作業療法学専攻の学生もプロジェクトに参加してもらう予定ですから、一層盛り上がると思います。 上図は、研究している積層磁性薄膜の例です。三層の積層で、合計の厚さは 1μmの約1/3(310nm)です。 下図は、実線矢印が上層の磁化、点線矢印が下層の磁化を示しています。   (a)、(b)、(c) の順に磁化が回転する様子を示しており、これらを高周波で回転させて磁気センサーに活用する所が要点です。 ■戦略的教育プログラムは4ヵ年計画のプロジェクトですが、今年度の目標を教えてください。  始まったばかりですので大きなことは言えませんが、今年度の目標としては、とにかく教員と学生が協同してARコンテンツをひとつ、つくることができればと思っています。それがきちんと動作して、演習・実習に使えるまで持っていけたら、実際に授業で使ってもらい、評価検証したいですね。また、これまでの研究の成果として、学生には学会発表をさせる予定です。今後、このプロジェクトに参加する看護学科やリハビリテーション学科作業療法学専攻の学生も、何らか学会で発表することがあると思うので、年間1~2人は、研究発表をしていきたいです。 上図は、研究している積層磁性薄膜の例です。三層の積層で、合計の厚さは 1μmの約1/3(310nm)です。 下図は、実線矢印が上層の磁化、点線矢印が下層の磁化を示しています。   (a)、(b)、(c) の順に磁化が回転する様子を示しており、これらを高周波で回転させて磁気センサーに活用する所が要点です。 ■最後に、受験生・高校生へのメッセージをお願いします。  新型コロナウイルス感染症の流行後、ポストコロナの時代は、今までの概念や考え方、発想が大きく変わってくると思います。それを見据えて、医療保健学部でも今日お話ししたように、今までは対面でなければできなかった実習や演習にも、きちんと教育効果が上がり、学生がいつでもどこでも意欲的に取り組める次世代のデジタル教材が必要になると考えています。  理工系総合大学である東京工科大学は、ひとつの大学に色々な理系の領域が幅広く集まっているという強みがあるので、そのリソースを活用することで、次世代のデジタルコンテンツが開発できると考えています。もちろん、私たち医療分野の人間はシステム開発の専門家ではないので、その道のプロの力も借りながら、医療に関わる多くの人の役に立つ、そして目の前の患者さんや学生に対して効果の出るものをつくることを目指しています。本学部では、実際にそれらを適用する事例を直接、見たり体験したりすることができますよ。今からの医療現場は、ますます工学的な強みを持つ人材が求められています。東京工科大学の医療保健学部はじめ特に臨床工学科ではその様な学生を育成していきたいと考えています。 ■医療保健学部WEB: https://www.teu.ac.jp/gakubu/medical/index.html ・次回は6月12日に配信予定です 大学の学びはこんなに面白い! 工学部一覧 コンピュータサイエンス学部一覧 メディア学部一覧 応用生物学部一覧 デザイン学部一覧 医療保健学部一覧 情報公開 プライバシーポリシー ソーシャルメディアポリシー 本サイトについて 採用情報 JP  EN  PC表示切り替えスマートフォン表示切り替え twitter instagram LINE LINE YouTube Facebook ©Tokyo University of Technology 資料請求 ネット出願 twitter instagram LINELINE YouTube Facebook ページの先頭へ 資料請求 ページの先頭へ close ホーム 大学概要 学部・大学院案内 入試・入学案内 キャンパスライフ 地域連携・国際交流 就職・キャリア支援 教育・研究案内 受験生 在学生 卒業生 教職員 研究者の方 採用担当者の方 お問い合わせ 交通案内 サイトマップ ネット出願 資料請求 検索 JP EN 学部・大学院案内 工学部 コンピュータサイエンス学部 メディア学部 応用生物学部 デザイン学部 医療保健学部 大学院 教養学環

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